関西も昨日梅雨明けしたと発表がありました。平年より2日早いとのことですが、今年は梅雨入りが早かったため、平均より梅雨の期間が2週間ほど長かったようです。
今日の大阪・北摂地方は夕方に大雨と雷で、kotaroは言うまでもなくビビりまくってました(;^_^A
これからが夏本番となりますが、毎年、この時期になると夏のお知らせと言いますか、知人から大阪・八尾市の枝豆が届きます。
朝採りの枝豆を午後に頂けるのでめちゃ新鮮!初めて食べた時に枝豆ってこんなにおいしかった?と感動しました。
◆八尾市の枝豆
八尾市内で生産される枝豆のほとんどは、大阪府内で消費されるようで翌日には消費者の手元に届けられるため、鮮度がよく美味しいと評判のようです。
枝豆の収穫量上位と言えば、群馬・千葉、山形や北海道などですが、消費量は少ないものの、意外に近場に美味しい産地があることを知りました。(大阪は全国11位)
八尾枝豆は、大きく張った実が肉厚でプリプリの触感とたっぷりの甘味が特徴です。味の決め手となるアミノ酸と糖分は、枝から外すと2日半で半減してしまうようで、収穫から早く食べるほどおいしくいただけます。


この枝豆を一度食べると、他の枝豆が食べれなくほどです・・・。
◆愛犬は枝豆食べても大丈夫?
愛犬に枝豆を与えても問題ありません。
但し、飼い主が食べる枝豆は塩茹でか塩和えがほとんどのため、どちらも愛犬には与えられません。愛犬に与えるものは塩を使わず、そのまま茹でたものにしてください。尚、スーパーなどで販売されてます冷凍枝豆は手軽ですが、こちらも塩分が入っているため、そのままでは愛犬には与えないようにしてくださいね。
◆愛犬への枝豆の与え方
愛犬へ枝豆を与える場合には、必ず加熱したものにしてください。
茹でる際は塩を使わず、茹で上がったら水気を切りさやから豆を取り出します。さやを愛犬が食べてしまうと消化不良になってしまいますので与えないように注意してください。
豆は薄皮を取り除き細かく刻むか、すり潰して愛犬に与えるようにすれば、消化不良になりにくく安心して与えられますよ。
冷凍枝豆は、解凍後にさやから豆を取り出し、水の中で1~2時間浸すと塩抜きができ与えられるようになります。
枝豆を上記のように調理すれば愛犬に与えられますが、量には注意してください。
(1日の目安量)
体重5㎏の愛犬 14~20粒まで
体重10㎏の愛犬 23~30粒まで
栄養満点の枝豆ですが、食べ過ぎる枝豆に含まれる栄養素、カリウムとマグネシウムは摂りすぎると高カリウム血症や結石の原因になってしまう恐れがあります。目安量を参考に体調や便の様子を見ながら与えるようにしてください。
◆枝豆を与えるメリット
枝豆はカロリーは大豆の半分以下、栄養素は大豆より高いため、愛犬に与えてた際にも様々な効果が期待できる食べ物です。
①ビタミンK
枝豆にはビタミンKが豊富に含まれていて、ビタミンK不足は骨粗しょう症などを発症してしまう場合もあり、丈夫な骨を形成するに欠かせないビタミンです。
出血した際に、血を止めるために血を固めるのもビタミンKの働きによるものです。
②ビタミンC
枝豆にはビタミンCも豊富に含まれています。
抗酸化作用があり、健康には欠かせないビタミンです。愛犬自身、体内でビタミンCを作り出すことは可能ですが、体調や年齢により変動するため、体外接種したいビタミンでもあります。
③タンパク質
タンパク質は骨や筋肉、皮膚など体を作っている重要な栄養素となります。
④βカロテン
抗酸化作用があり、愛犬に与えた際にも老化予防やガン予防の効果があると言われており、生活習慣病の予防効果も期待されている成分です。
⑤鉄分
鉄分は、体内の酸素を体の隅々まで届けるという大切な役割をしています。鉄分は肝臓に蓄えられ、肝臓で解毒を行っている酵素のサポートもしています。
◆枝豆を与える時の注意点
健康にも良い枝豆ですが、与える際は以下の点に注意してください。
①さや・皮ごと与えない
消化不良の原因となりますので、必ずさや・皮(薄皮)は取り除くようにしてください。薄皮でも消化不良を起こしやすく、一粒づつ剥いて与えるようにしてください。
②生では与えない
生の枝豆には、トリプシンインヒビターと言うトリプシン(消化酵素)の働きを阻害する物質が含まれています。食べてしまうと下痢などの症状を引き起こしたり、また、膵臓を肥大させてしまう有害物質でもあるため、必ず加熱して与えるようにしましょう。
③アレルギーに注意
大豆アレルギーがある愛犬には与えないようにしましょう。また大豆アレルギーか分からない場合は、少量づつ与え様子を見てから与えるようにしてください。
今回は枝豆を頂いたこともあって、愛犬への与え方や注意点について紹介しました。
枝豆は愛犬に与えるにしても手間が掛かってしまう食べ物ですが、その反面、栄養価が高く優れた食材でもあるため、是非、旬のこの時期に一緒に食べてみてはいかがでしょうか。
この後、kotaroもおいしく枝豆頂きました♪
↓こちらも応援お願いします。