いつも読んでいただきありがとうございます。
これまで何度かデンタルケアについて記事にしてきましたが、歯磨きを完璧にすることは難しく、歯石が徐々に付着してきたこともあり、色々悩みましたが、この度、歯石取りに踏み切りました。今、愛犬の歯石取りで悩まれてる方の参考になればと思い、ご紹介いたします。
結論から申しますと「やってよかった!」という気持ちです。
🦷歯石取りの方法について
歯石取りを行うにあたり、飼い主さんが悩まれてるのは麻酔ではないでしょうか?まずは掛かりつけの獣医師に相談することをお薦めします。
愛犬の年齢や健康状態、疾患によってはどうしてもリスクが伴います。しかし、健康な状態で問題ないと判断された場合には、麻酔でのスケーリングをお薦めします。
<無麻酔でのリスク>
・歯の周辺で炎症がある場合には痛みを伴う
・恐怖や痛みのストレスから下痢・嘔吐が数日止まらない
・スケーリングだけで歯周病治療や歯周ポケットの状態確認ができない
・暴れたりして脱臼や骨折する可能性がある
無麻酔で実施の場合、愛犬がお利口に口を開けてじっとしていることが難しく、歯の裏側や細かい個所の除去までが難しいということは理解できるかなと思います。
麻酔前の検査で問題ないことを確認するなど、リスクを最小限した上で実施することが望ましいです。
🦷事前検査について
歯石取りも予約した日に実施するのではなく、麻酔を行う上で事前に検査を実施します。琥太郎は2月の健康診断と併せて実施してもらいました。
<事前検査>
・問診、身体検査
・血液検査(貧血、腎臓・肝臓・血糖値など)
・胸部レントゲン、心電図
・基礎疾患の状態確認 など
動物病院で行う場合、事前に獣医師に相談すれば丁寧に教えてくれ、飼い主も内容を理解しているほうが安心なので、納得するまで確認してみてください。
🦷歯石取り当日の流れ
琥太郎の場合の流れとなります。動物病院によって異なる場合がありますので、担当の獣医師の指示に従うようにお願いします。
5日前:抗生剤(ビルデンタマイシン)服用 ※1日2回、5日間
前日 :22時から絶食(水は可)※薬などは事前相談
当日 :11時までにお預けし、午後から歯石取り
18時以降のお迎えで、21時まで絶食(水は可)
ここで愛犬が一番辛いのが絶食時間が長いことだと思います…。
🦷費用について
飼い主の方は、費用についても気になるかなと思いますので、琥太郎の場合の金額をご紹介いたします。事前に獣医師からは、5万~10万と聞いていて、スケーリングのみで約5万、そこから歯石を除去してからの歯の状態から抜歯本数が多くなると金額が上がっていくという説明でした。
尚、歯石取りのみの場合は保険適用外となりますが、歯周病で歯石除去が必要となることや、抜歯の場合は保険適用となる場合がありますので、加入保険を事前に確認しておくことをお薦めします。
・静脈注射(抗生物質・鎮痛剤) 3,300円
・皮下注射(抗生物質・止血剤) 2,600円
・皮下注射(吐き気止め) 2,600円
・心電図モニター 1,000円
・静脈留置 静脈内点滴 3,500円
・全身麻酔 25,000円
・歯科処置 15,000円
合計:53,000円(税別)
琥太郎は幸いにも抜歯する必要がありませんでしたので、上記価格となっています。
※再診料等は含んでおりません。
事前服用する抗生剤や検査を含めると、7万程度の価格となります。
🦷BEFORE・AFTER
スケーリング前後の写真をご紹介します。一目瞭然です💦
犬歯の黄ばみは残ってますが、それ以外の歯石は綺麗に除去されています♬
琥太郎愛用のデンタルケアグッズをご紹介します。
歯ブラシ・歯磨きジェル・歯石除去の歯磨き粉など、全てオーラバイオさんです♬
歯石が付着し始めてから愛用するようになり、抜歯せずに済んだと思ってます。
ペットショップで取り扱いが少ないので、楽天・Amazonでの購入が便利です。
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いかがでしたでしょうか。
リスクなどで悩んでいましたが、高齢期になるにつれ疾患で出来なくなることやリスクが上がることを考慮し、琥太郎が7歳(シニア期)に入るタイミングで実施する決断をし、やってよかったと思っています。
歯石を放置すると歯周病から心臓病、腎臓病、肝臓病、関節炎、肺炎などに繋がる可能性があります。今、悩まれている方は、しっかり獣医師と相談の上、納得した上での判断と、この記事を参考にしてもらえたら幸いです。
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