コタブログ

初めての愛犬・琥太郎との生活ブログです。

~(再掲載)パテラ手術について~

いつも読んでいただきありがとうございます。

3年ぶりに行動規制がないGWとなり、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。今日は晴れましたが、雨が多いGW・・・。後半に期待しましょう♬

今日は改めてパテラ手術について記事にしたいと思います。先日、琥太郎が左膝に違和感があったのか少し気にしていることがあり、再発?と一瞬ドキッとしましたが、1回限りでそれ以降は何もありません。過去に手術した飼い主さんは、常にドキドキする瞬間ですね。。。

 

◆パテラ手術までの経緯

2018年のGWに琥太郎が我が家にやってきました。その後1歳の時に「パテラ」と診断されましたが、グレード1と言うことで獣医さんと相談し、経過観察して行くこととなりました。途中でグレード2となり、ネットで色々調べたりしグルコサミンなどが入ったおやつや、獣医さんから紹介してもらったサプリなどやれることは全て試しましたが、結果は改善せず、2歳の時にグレード2→3となり、歩く時に時々違和感があるのか「ビッコ歩き」する程度で、見た感じや普段の生活ではそれほど影響はなかったものの、グレード4となると完治が見込めなくなることもあり、相当悩んで手術するようにしました。

 

◆パテラ手術の決断

グレード3と診断されましたが、普段歩く時は問題なく、時々違和感があるのが、ビッコを引くくらいで、痛がったり鳴いたりは全くなかったのですが、まだ2歳であり、将来、膝の不安を抱えたまま生活していくより、安心して歩くことができるようにと、琥太郎を将来を考えての決断。

ただ、ネットを色々見ていると、数年後に再発し再手術とかの記事もあったので、「手術=完治」ということではないことは理解していたのですが、やはり、将来のことを考えると、若い時に手術し治してあげたい・思いっきり走りまわれるようにしてあげたい想いからでした。

琥太郎は両膝ともパテラと診断され、ネットでは「片足ごとの手術」や「両足一緒に手術」と様々な意見がありましたが、獣医さんから、麻酔のリスクを考えると両足の手術とのことでしたので、一度で手術することにしました。

 

◆手術内容

パテラ手術では一般的な内容で、膝蓋骨がおさまっている大腿骨遠位の滑車溝表面を削り溝を深くし、脛骨稜を一部骨切りしラインを整え、骨切り部分をピンで固定しずれなくする手術を行いました。聞くだけでも痛いですよね💦

琥太郎が通っている病院では手術は行わず、業務提携している他の病院でとのことで、手術実績も多く大丈夫とのことでした。が、先生は信用してるのですが、どうしても気になってしまい、その動物病院を色々と調べましたが、口コミも良く、高度医療機器を多く取りそろえている評判の良い動物病院で安心しました。先生ごめんなさいm(__)m

(手術当日)

前日の夜からは絶食となり、午前中に病院に連れて行き、午後から手術でした。夕方には手術が終わり、いつもの病院に戻ってきて先生から電話があり、手術は無事に終わり、ご飯も完食し、元気よく吠えてますので安心してくださいと。1週間ほど入院のため、面会すると琥太郎も帰りたくなってしまうのでと、カメラの画面越しでの面会でとなりました。当然、毎日、カメラ面会に通ってしまったのは言うまでもありません(笑)

モニター越しでの面会

(退院)

当初、1週間の予定でしたが、回復も順調で1日早く退院しました。ギブスは3日で取れ、琥太郎はリハビリしなくてもすぐに普通に歩けたようで退院が早まったようです。

退院直後の琥太郎

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◆退院後のリハビリ(これ重要です)

入院中、手術後のリハビリについて色々調べてみると、走り回ったり、ジャンプは当然禁止。大抵のご家庭では、家の中では愛犬にも行動制限掛けたりしていなく、留守番中の大き目のサークル程度ではないでしょうか。琥太郎も家の中ではフリーにしているので、リビングのみ行動できるようにし、ソファや段差があるものは全て別室に移動して生活しました。サークル内での行動制限もしようかと考えましたが、出してくれとジャンプする可能性もあり、部屋内での行動制限としました。ソファ・テーブルがない生活は想像以上に不便です💦

手術前から既にフローリング部分には、タイルカーペットを敷いていたのですが、フローリングがあるご家庭は、滑らないようにカーペットなどを敷いておくことをお薦めします。※愛犬を迎え入れた時からがベストです。

抜糸については、術後10日くらいです。抜糸が終わればスッキリするのか、かなり元気になりますが、ここからが本当の我慢の時です。

手術後、普段通りの生活に戻れるようになるまで、2ヵ月程度と言われています。愛犬が痛い・寂しい思いをして手術したのに、再脱臼してしまうことを考えれば、飼い主も我慢して、ゆっくりと接してあげるようにしてください。ちなみに、琥太郎は左膝の治りが遅く、半年近く行動制限して対応しました。

抜糸前後の膝の様子

◆手術前に準備しておくこと

・トリミング(シャンプー)

術後、2ヵ月はトリミングに行けなくなりますので、手術日の直前にキレイにしてあげてください。

 

エリザベスカラー

病院で購入するものでも大丈夫ですが、夏の手術だと暑いので、メッシュのものなどで愛犬の負荷軽減できるものがあればベストです。

 

・環境改善(部屋のレイアウト変更)

退院後、膝に負荷をかけないように段差やジャンプできない環境にしておくことが大切です。※ちんちんや飛びつきは厳禁です。

 

・愛犬の大好物

食事制限はありませんので、退院後、愛犬の大好物を用意して迎えてあげてください。

 

◆手術費用

手術費用については、グレードや犬種、病院によって差はありますが、一般的には片足で15~20万円、両足で20万~30万と言われています。琥太郎の場合、6日間の入院、手術、入院期間中のフードも病院で購入しましたが、全て込みで、25万円でした。また、ペット保険に加入していましたので、最終的な自己負担は5万円程度で済みました。

ペット保険、普段は高いしあまり使わないしもったいないと考えがちですが、いざと言う時に入っていれば、安心して治療を行えますし、お金の問題で病気やケガで治療しないということは絶対避けなければいけません。愛犬も家族ですので、もしもの時に備えて保険に加入しておくことを推奨します。

 

いかがでしたでしょうか。

最近、ちょっと不安な琥太郎の膝を見たので、改めて記事にしてみました。パテラを患っている飼い主様の参考になれば幸いです。

 

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