いつも読んでいただきありがとうございます。
最近、愛犬のフードに少し悩んでいます。子犬の頃、ご飯を食べずに悩んだ方も多いと思いますが、琥太郎も色々試して今のフードに落ち着いていました。
しかし・・・。
これまで購入していたフードの生産国がフランスだったのですが、韓国に工場を建築したことで、自国及びアジア諸国への輸出分は韓国からとなったようです。韓国製造になり、市場に出回っていることは把握していて、在庫のフランス製造分を購入していましたが、いよいよフランス製品がなくなってきたようで、どこも韓国製造分に入れ替わっていました。
今回の記事が非常にインシティブな内容なため、最初にお伝えさせて頂きますが、私個人的には韓国が嫌いではありませんので、前置きさせて頂きます。
◆ロイヤルカナン
愛犬(愛猫)がいるご家庭では知らない方はいないほどメジャーなロイヤルカナン。 世界90ヵ国以上で販売されている、世界的にもメジャーなフランスのペットフードメーカーです。
日本でのペットフードのシェアも大きく、ペットショップやホームセンターでも取り扱われていて、獣医師にも推奨されたことがあるのではないでしょうか。琥太郎も、膝蓋骨脱臼と診断されてから、ダイエットのために「ロイヤルカナン満腹感サポートS」を勧められ、琥太郎も従前のものより好きだったので、ずっとこのフードを愛用していました。
が・・・。
新韓国工場が2018年に竣工し、日本市場には食事療法食「満腹感サポート ドライ」が導入されるようになったようです。
引用:ロイヤルカナンHPより
◆韓国工場でも品質は大丈夫なものの・・・。
最新鋭の設備を導入したロイヤルカナン韓国工場。実際の製造工程を見れるようになっているのもこの韓国工場だけみたいです。
では、韓国工場では何に不安があるかというところですが、ここは気持ちの部分が大きいのではないかと思います。
あとは、各国のペットフードの安全確保に関する法律ではないでしょうか。
以下は、農林水産省から公表されている、諸外国でのペットフードの安全確保の状況です。意外にも日本は法規制で定められておりません・・・。
上記表を見ると、ロイヤルカナンの本社があるフランス(EC)は法規制があり、以下のように細かく法規制により安全が確保されています。
このように、しっかり法規により安全性が保たれているのでれば安心ですが、韓国工場となればロイヤルカナンによる品質は確保されているものの、安全性で言えばやはり不安となってしまいます。
また、過去の話にはなりますが、アメリカ食品医薬品局は、韓国産の海産物には、糞尿の海洋投棄により食中毒を引き起こす恐れがあり、流通業者に販売禁止の通告を出したこともあるようです。これがペットフードと何が影響あるかですが、ロイヤルカナンの代表インタビューで、雇用だけでなく原材料も韓国で調達すると答えており、やはり気にしないわけにはいかないです・・・。
◆ロイヤルカナンの代替え品について
上記から、琥太郎がいつもお世話になっている獣医師に相談してみたところ、やはり同じように感じている方は少なからずいるとのこと。また、若干ではありますが、原材料の配合も変わっていたり、粒の大きさも小さくなったようです。そこで獣医師からは、同じロイヤルカナン、これまで与えていた療法食の満腹感サポートシリーズの低分子プロテインとCLTの2種類を教えてもらいました。この2種類の原産国はカナダで、法規制はないものの一定の規制はされていて安全性も大丈夫とのことで、2種類のサンプルを頂戴しました。
●ロイヤルカナン 満腹感サポート+CLTドライ
両方とも少しずつ琥太郎に食べてもらいましたが、どちらも好きそうでした。ただし、粒はこれまでの満腹感サポートSより少し大粒になっていますが、食べにくそうな感じはありませんでした。飼い主の感覚値ですが、低分子プロテインの方が好みのようだったのと、まだ痒みが完治していないため、食物アレルギーの皮膚疾患にも効果があるようなので、低分子プロテインが今のところ第一候補になっています。
しかし、購入時には毎回取り寄せが必要なことが難点です。
◆気になっているフード
ロイヤルカナン以外も色々調べていたのですが、森永乳業のグループ会社である森永サンワールドのSuperGold・フィッシュ&ポテトも気になっています。
原産国はアメリカですが、アレルギーになりにくい魚とポテトを使用しカロリーも低く、関節にも配慮した内容になっていて、コスパも最高です。ただ、原材料や製造工場の情報が少ないようで、安全性の判断が難しい口コミもありもう少し調べてからにしようと思います。
今回は、ロイヤルカナンのドッグフードについて触れてみました。
単に、製造工場が他国に建築され、原材料はこれまで通り、フランスから全て取り寄せであれば全く問題ありませんが、水や原材料も変わってくるのは間違いなく、当然、その国の安全性自体が製品の安全性に繋がるものと思います。
食事は人も愛犬も毎日口にする物なので、安全性は必須項目であり、もう少し代替え品については調べてから決定しようと思います。
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