いつも読んでいただきありがとうございます。
今週から朝晩寒くなりましたね。慌てて衣替えをした方も多かったのではないでしょうか。琥太郎も昼寝の時に丸まっていたのを見かけ、今週は家の中でも部屋着でいるようにしています。これから冬になり、愛犬のおしゃれも楽しめますね。
今日は前から気になっていた「イエロードッグプロジェクト」について紹介します。琥太郎も人慣れしていなく犬嫌いなところもあり、練習と思い少しずつ距離を縮めていければと考えておりますが、本当に人・他の愛犬との接触がストレスになっていると見極めることができれば、行先などに応じて、このイエロードッグプロジェクトの黄色のリボンを検討してもと思っております。
❑イエロードッグプロジェクトとは?
「他の人や愛犬に近づけないで欲しい」と言う意思表示として、愛犬のリードなどに黄いリボンなどの目印をつけることです。
2016年6月にスウェーデンから発祥した運動で、「様々な事情があって、この子は今誰にも近づいてほしくありません、そっとしておいてください。」と言う意味が込められています。
散歩中にかわいい愛犬を見かけ、不用意に近づいてくる人も少なくないと思いますが、愛犬にも様々な事情や個性があるので、距離を置いてほしい子もいます。
愛犬は言葉を話すことができず伝えられないので、目印にイエローリボンを使おうというプロジェクトです。
❑イエローリボンを付けている理由
・健康上の理由
何らかの理由で体が不自由だったり、手術後のリハビリ中、健康上の理由でそっとしておいてほしいこともあります。ケガしている愛犬ですと悪化にも繋がる可能性もあるのでそれらを防ぐ目的です。
・他の人や愛犬が怖く、強く反応してしまう
どの愛犬も、他の犬や人が必ずしも好きや興味があると言う訳ではなく、臆病な性格の子や過去のトラウマによる恐怖心からパニックになる子もいます。人と同じように犬にも個体差があり、トラブルを避けるために付けている場合もあります。
・トレーニング中
人のために働く様々な犬(盲導犬・介助犬など)がおり、トレーニング中に近づいたりすると集中力を保てなくなることを防止する目的に使われることもあります。
・社会復帰の訓練
社会化がうまく出来なかった愛犬や、虐待などによって人間社会に馴染めなかった愛犬の訓練中にも使われることがあります。不用意に近づくと強いストレスから攻撃されることもあるので、一定の距離を保つ必要があります。
❑イエロードッグかどうかの判断について
愛犬は人間社会で生活するには様々な環境に適応する必要があります。安易に愛犬が社会化できずにイエロードッグとして扱ってしまうと、人慣れ・犬慣れの機会を奪ってしまうことになってしまいます。ドッグトレーナーや先輩飼い主の意見などを聞き、飼い主もしっかり勉強した上で判断するようにしてください。
イエロードッグの目印に黄色のリードや、リボンの場合は傷んだり汚れたりするので、使い捨てのような本当のリボンを巻き付けてもいいかなと思います。
いかがでしたでしょうか。
kotaroは人・他の愛犬が苦手なため、こちらから接していくこともなく、逆に近寄ってこないでと思うことが多かったので、これまでイエロードッグを気にもすることがなかったのですが、しっかり他の愛犬が付けているかどうか確認することと、このような運動があることを飼い主は把握しておくことが重要と感じました。
犬を飼っていない人にイエロードッグプロジェクトを知ってもらう機会を増やす活動や、テレビの動物番組などでの紹介があってもいいなと感じました。
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