◆鼻の皮むけについて
皆さん、愛犬の鼻の皮がむけてビックリしたことはないでしょうか。綺麗に元に戻るのか?このまま色が変わったままなら可哀そうとか不安になりますよね?
kotaroは、最近、うちの子記念日にプレゼントした知育玩具で、夢中になり鼻でホリホリし過ぎて皮がむけちゃいました。初めてのことだったので心配して翌日に病院へ。そうすると先生から「大丈夫ですよ(笑)」と一安心・・・。
今回は知育玩具との相性での皮むけでしたが、スリスリしたりして皮がむけたりしますので、その理由と対策について紹介します。
◆鼻の皮むけの原因
①床やタオルなどに鼻をスリスリする
②おもちゃなどで擦ってしまい皮がむける
③サークルの隙間から鼻を出す時に擦れ皮がむける
④鼻の乾燥による角質剥がれ・ひび割れ
⑤ダニ・皮膚病疾患(角化症等)による皮むけ
以上のような原因で鼻の皮がめくれる原因です。当然ですが、①~③のように鼻と何かが擦れた時は原因がはっきりしており対処可能ですが、④⑤のように疾患が原因となる場合もありますので、獣医師に診てもらうことをお薦めします。原因がはっきりしていないのに鼻の皮がむけた場合、一番に疑われるのはニキビダニのようです。
◆擦りつける犬の気持ちとは?
①満足した気持ち
散歩から帰ってきた時やご飯の後、愛犬が床のカーペットや布団で顔を擦りつけて「フガフガ」言いながらお腹を天に向けていることがありますよね。愛犬が好きな行動の後、満足して顔をこすりつけているようです。
②眠い時
疲れた後、眠くなると顔をこすりつけることがあります。眠いのにうまく睡眠に着けない時などにスリスリするしぐさのようです。
③自分の周囲に嫌なものがある
①とは真逆の犬の気持ちで、近くに嫌なものがあると鼻でどこかに移動させたり隠そうとします。愛犬をペットホテルや病院に預けて帰ってきたら鼻の皮がめくれたと言う話を良く聞きますが、サークルに入っているのが嫌で、隙間部分からこすりつけることではがれるようです。これについてはkotaroの通っている病院の先生も、比較的良く起こることで防ぎようがなく、むけた場合は申し訳ないですと言っていました。
④体についた臭いを落としたい
トリミングでのシャンプー後や散歩で、普段の自分の臭いが変わることで落ち着かなくなり、背中や顔をこすりつけることで落とそうとしています。自分の臭いが残るカーペットや布団の上などでゴロゴロします。
愛犬のストレスからこすりつけると思ってましたが、決して嫌なことだけでなく嬉しい時もこすりつけることがあるようです。
◆鼻の皮がむけないようにするには?
防ぎようがないこともありますが、愛犬を預けることで鼻の皮がめくれて帰ってくるのであれば、そのような場所に預けないことが一番です。(病院などは別です)
できれば小さな頃からサークルや様々な環境・人に慣らしておき、順応させるように練習しておくことが良いでしょう。そうすることで防ぐことができます。
結果として「スリスリ」させないことが一番の対策となります。
どうしてもスリスリするときは、他のことで気を引き止めさせるようにしてくださいね。
また、乾燥によるひび割れや剥がれについては、自宅で出来る保湿ケアとして、人用の「ワセリン」ですぐに始められます。初めてワセリンを塗る愛犬は嫌がる可能性もあり、優しく塗ってあげる習慣をつけることで、角質がポロポロ落ちることを予防できます。もちろん、舐めても安全の犬用の保湿クリームなら、舐めても落ちにくく高い保湿作用が期待できます。
今回は愛犬の「鼻の皮のめくれ」について紹介しました。
愛犬の鼻は健康のバロメーターです。健康な状態なら湿っていることが多く、年齢を重ねることで、少しずつ乾燥していきます。老犬になると乾燥し鼻の皮がひび割れることもありますので、普段から愛犬のために良く観察しておくと良いでしょう。
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