コタブログ

初めての愛犬・琥太郎との生活ブログです。

~愛犬の暑さ対策・サマーカットについて~

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初めての海で緊張気味のkotaro

◆愛犬は暑さに弱い・・・。

梅雨が終わると更に暑い夏がやってきます。ここ近年では、真夏だと日中の気温は体温をより高い日を観測されるようになりました。暑さに弱い愛犬にとって夏は厳しい季節です。今回は暑い夏を少しでも快適に過ごせる方法を紹介します。 

 

 

◆被毛のサマーカットについて

サマーカットは毛をバリカンなどで短く刈り込むカットスタイルです。毛の長い愛犬もサマーカットにすることで全く別の容姿になります。暑さ対策や見た目を変えるために行う飼い主もいますが、サマーカットのメリット・デメリットについて紹介します。

〇メリット

①通気性が良くなる

 毛が長い犬種やダブルコートの犬種は熱がこもりやすいこもりやすいので、短くカットすることで風通しがよくなります。通気性がよくなることで蒸れにくくなり皮膚トラブル防止にも繋がります。

 

 ②手入れが簡単になる

毛が長いとシャンプー・ブラッシングに時間が掛かりますが、サマーカットにすれば手入れが簡単になります。

 

③皮膚病などが発見しやすい

毛が長いとどうしても皮膚まで見えなく、皮膚などに異常があっても見つけにくいですが、被毛が短いとすぐ見つけることができ早期発見にもなります。

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夏のカットは体は5㎜、手足はストレートですっきり!

 

〇デメリット

①直射日光があたる

極端に被毛が短いと直接日光が皮膚に当たることで、かえって暑さを感じやすくなってしまったり、日焼けの原因となってしまいます。また紫外線も直接当たることでシミや皮膚炎にかかってしまう場合もあります。

 

②虫に刺されやすくなる

被毛は愛犬の防護服でもあります。あまりに短くカットしてしまいますと、蚊・ノミ・ダニなどの虫に刺されやすくなります。刺される虫によっては感染症になる可能性もありますので注意が必要です。

 

③屋外で体が傷つきやすくなる

丸刈りに近い状態までカットしてしまいますと、防護服がない状態となってしまいますので、散歩のとき木や草などが体に触れてしまうとケガをしてしまう場合もあります。

 

 ④被毛に影響がでる可能性もある

今までサラサラだった毛が、一度サマーカットで刈りこんでしまうと、次に生えた毛がゴワゴワの硬い毛になったり、毛周期が止まってうまく毛が伸びてこないこともあります。もちろん全ての犬種でそうなる訳ではありませんが、なる可能性があることは理解していた方がいいでしょう。

 

⑤体を冷やしやすくなる

夏の家でいる時は冷房が効いた部屋で過ごすことが多いため、短くカットした場合には保温機能がない状態ですので、体が冷えすぎてしまう場合もあります。

 

◆サマーカットが適している犬種

シングルコートとダブルコートという2種類の犬種では、ポメラニアンダックスフンドのようなダブルコートの犬種なら、皮膚の保護をするためのオーバーコートと、保湿・保温機能があるアンダーコートの2種類の毛が生えており、被毛密度が高くサマーカットにしても紫外線や虫から守られるため、ダブルコートなら影響が少ないでしょう。

一方、トイプードルやマルチーズのようなシングルコートの犬種は、あまり毛が密集しておらず、短くカットすると皮膚を守るものがなくなりますので不向きと言えるでしょう。

 

 

◆まとめ

サマーカットを行う場合、全身ではなく部分的に行うことをお薦めします。犬は暑い時にはお腹を冷やして体温を下げるので、お腹周りを短くすると良いでしょう。また、毛玉が出来やすい脇の下や、耳が垂れている犬種は耳の内側をすっきりカットすることで蒸れにくくなり、愛犬も過ごしやすくなるでしょう。

 

見た目の可愛さや、周りからのウケの良さを気にしてのカットスタイルを選ぶ飼い主も多いかと思います。それが愛犬にとって過ごしやすく快適ならいいのですが、飼い主だけの満足度だけで、愛犬からすると季節毎に過ごしにくいカットならよく考えてカットするようにしてください。

愛犬は愛情表現は出来るものの、意思を伝えることができません。常に愛犬ファーストで考えてるようにしてあげてください。

 

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