いつも読んでいただきありがとうございます。
先週末の関西での雷⚡凄かったですね。翌日の仕事は案の定バタバタでした・・・。
最近は雨雲レーダーや雷レーダーである程度、予測ができるようになり心構えや愛犬への対応が事前にできるようになりましたが、ネットが普及する昔は大変だったと思います。今回は愛犬の雷嫌いについて対策などに触れてみたいと思います。
❑愛犬が雷を怖がる理由
愛犬によっては花火や雷と言った音に敏感に反応し、人でも大きな音に聞こえるものは、耳の良い愛犬にとってはもっとビックリし、中にはパニックになる愛犬がいるもの当然です。犬が雷を怖がるのはいくつか理由があります。
①重低音で大きな音や振動にビックリしたり怖がる。
②気圧の変化により、体に違和感(痛み)を感じる。
③静電気を感じ取り不快感を抱く。
③過去に雷や大きな音と関連するトラウマがある。
④飼い主が怖がることで、愛犬も怖がってしまう。
と言うように、人と同じような内容で怖がることが分かります。今まで雷や花火、大きな音でも平気だった愛犬が急に怖がるようになった場合は、体の不調が原因とも考えられるので、獣医師に相談してみてください。
❑雷が怖い時の行動や仕草
雷恐怖症の場合、以下のような行動が見られます。
①震える
②吠え、キュンキュンなどの鼻鳴き
③落ち着きがない
④飼い主の呼びかけに反応しない
⑤隠れようとする
⑥食べ物や水を口にしようとしない
⑦呼吸が早い・心拍数が上がる
⑧パニックに陥る
このように、雷以外で怖がる場合の行動と良く似ていますが、パニックになると噛みつきや、ひどい場合に自傷行動を起こす場合もあるようです。また持病がある愛犬は、パニックの度合いにより、命にかかわる可能性もあります。心臓疾患や呼吸器疾患で、普段から運動制限がある愛犬ですと、過度なストレスから心拍数が上がり呼吸が乱れるのは非常に危険です。
パニック状態の場合、どんな行動をするか分からないので、特に玄関などからの出入りは、外に飛び出す可能性もあるので、落ち着くまで出入りは控えるようにしてください。雷雨の日は普段より、迷子犬が増えるとの統計もあるようです。
❑雷が近づいてきた時の対処
最近ではスマートフォンの普及により天気予報アプリも進化し、雨雲レーダーや雷レーダーで、ある程度、事前に雷予報の通知を受けたり確認することができます。早期情報収集により愛犬へも落ち着いて対処できるので、登録しておくとよいでしょう。雷が近づいてきたとき、愛犬へは以下の対処を心掛けてください。
①飼い主が慌てず平常心で落ち着くこと
②過剰に気にかけたり声掛けたりしない
③クレートへの誘導
④雨戸やカーテンを閉めておく
⑤(事前予報から)サプリメントや薬を与えておく
⑥(我が家流)風呂場で遊びながらやり過ごす
一番重要なことは、飼い主が慌てず平常心で愛犬と接すること、雷を気にし過ぎて過剰に気にかけないようにすることです。いつもと違うと、「雷は怖いもの」と愛犬も思ってしまい逆効果になります。やはり重要なのは、クレートトレーニング・ハウストレーニングです。クレート・ハウスは愛犬が一番落ち着く場所となれば、雷が鳴ってた時にクレートで落ち着いてやり過ごすことが出来ますし、愛犬だけで留守番中に雷が来た時は必ず必要になってきます。
これから雷シーズンが始まりますが、雷は局地的な雷雨が発生しやすい8月が多いデータがあるようです。
まだ雷を経験したことない愛犬はどんな反応をするか分からないため、愛犬にとって「安心できる場所」すなわちクレートトレーニングや、部屋の安全性確保、万が一、外に飛び出した時のために、家の中でも首輪と迷子札を付けておくことが重要です。
最近では、動物病院で興奮させないようにするサプリメントも販売されていることもありますので、獣医師に相談してもいいかもです。雷ではないですが、少し前に琥太郎も処方してもらったことがありますよ。
雷への恐怖心は、急に改善されることはまずないので、飼い主が事前に対処しておくことで、多くの不安を取り除くようにしてあげてください。
↓こちらも応援お願いします。