コタブログ

初めての愛犬・琥太郎との生活ブログです。

~愛犬のペット保険について~

f:id:kotaro-dog:20210529005000j:plain

いつも読んでいただきありがとうございます。
人も生きていると様々なことが起こるため、多種多様な保険があり、皆さまも何らかの保険には加入されているかと思います。愛犬も同様に保険があり、ペット保険は比較的種類は多くありませんが、補償内容がプランによって違っていて、いざ保険請求しようとすると、自分が思っている補償内容と違っていたってことも耳にします。

今回はペット保険についてご紹介いたします。


❑ペット保険とは?

ペット保険とはペットの診療や手術にかかる費用を、限度額や一定割合の範囲内で補償する保険のことです。愛犬には我々人間のように公的な健康保険のような制度がなく、基本的には医療費の全額を飼い主が自己負担で支払う必要があります。

琥太郎は迎え入れたときからペット保険に加入し、前のブログにも書きました膝蓋骨脱臼手術の時も保険を利用しました。万が一に備えて加入しておくと安心ですが、やはり保険料が高いなど、加入に関しての考え方は様々です。

今回は現在加入検討されている方や、愛犬を迎え入れたばかりの方にペット保険について、私見となりますが書いてみたいと思います。

 

 

❑ペット保険加入率

日本のペット保険(犬・猫)の加入率は世界から見ても低く、加入率は5%~10%のようです。ここ最近、ペットを迎え入れると同時に加入するスタンスがようやく日本でも浸透してきており、また最近はペットショップだけでなく、パソコン・スマホで簡単に加入できる保険や、携帯キャリアも参入していることもあり加入増加傾向のひとつと言えます。

 

 ❑愛犬の生涯治療費

人の平均寿命のように愛犬の平均寿命も延伸化が進んでおります。
理由としてはワクチンの普及による感染症の減少、不妊治療の徹底、獣医療のレベルアップ、栄養たっぷりで安全な食事が要因とされてます。 愛犬が長生きすることは嬉しいことですが、やはり高齢になるにつれて病気や疾患がつきものになってきます。

小型犬の生涯費用は平均350万円と言われており、そのうち診療費は約70万円で年間平均5万円となります。大きなケガや疾患を患った場合には、この費用が更に膨らむことになります。

日本獣医師会の「家庭飼育動物(犬・猫)の飼育意識調査」によると、犬の病院代は月に9,000円強になると発表されていることから、上記記載の70万円は大きなケガ・病気・手術などがなかった場合であることが推測できます。

 

❑ペット保険加入のメリット・デメリット

ペット保険の加入については、飼い主の考え方一つで大きく異なりますが、一般的な考えでメリット・デメリットについて考察してみます。

〇メリット

 ・医療費の自己負担額が抑えられる

加入保険の種類によりますが、治療費の50%~90%、なかには100%補償もありますが それぞれ、通院補償、手術補償の種類によって異なりますが自己負担は抑えることができます。また補償内容が厚くなるほど保険料は高くなります。

 

高度な治療や入院の選択がし易くなる

疾患内容によっては高度の治療が必要となり、費用も高額となってしまいます。愛する我が子のために、お金の問題で治療内容を決定してしまうことが少なくなり、十分な処置をすることができます。

 

 ・損害賠償に対応する保険もある

散歩中のアクシデントにより、他の方へケガなどを負わしてしまった場合にも補償してくれるものもあります。

 

 

 

〇デメリット

・毎月(毎年)の保険料がかかる

飼い主の生命保険同様に愛犬の保険料支払いで毎月の出費が増えてしまいます。
またペット保険は人間のように税制控除がなく、大半が掛け捨ての保険となり、また加入していても医療費の一時全額負担や何割かの自己負担が発生することから、加入を見送る方もいるようです。

 

・ペットの年齢により保険料が上がってしまうものが多い

 ペット保険は年齢によって保険料が区分され更新していくものが大半です。
人間と同じく年齢を重ねるにつれ保険料が高くなり、毎年更新で金額も変動します。ペット保険は若い時に加入していても、年齢により高額になるものもあるので、よく調べての加入が必要です。

 

・健康状態によっては加入できない場合がある

人間同様、ペット保険も加入時に愛犬の健康状態や過去の病歴・ケガの状況を通知する必要があり、過去の病歴などによっては審査が通らず希望の保険に加入できない場合があります。また年齢によって保険料が上がり他社保険に切り替える際、過去の病歴やケガの状況によっては、再発のリスクがあるためその病歴の補償が受けれないことが多いです。

 

❑ペット保険を選ぶ時のポイント

・補償内容をしっかり確認する

保険会社やプランによって補償内容は様々です。保険ですので、いざという時に備えることができるプランを見極め選択するようにしてください。補償には年間の手術回数や通院回数、1回あたりの上限金額が設けられているなど補償内容は様々です。

初めて愛犬を迎え入れる際、私もそうですがどの保険がいいかなど分からないと思います。その場合はペットショップが提携しているペット保険を勧められますので、内容をよく確認した上で加入を検討してください。

愛犬を迎え入れることが昨日・今日急に決まったということはほとんどなく、計画的に迎え入れる方が大半だと思いますので、ペット保険の確認も事前準備のひとつして考えておくとよいでしょう。

 

・窓口精算か直接請求かどうか

保険金は支払われる方法が2つあります。

動物病院の会計時に窓口で精算できるものは、保険金額請求額を差し引いた金額で支払うことができ、別途保険請求を行うことがないので手間が減り楽です。(条件によっては請求必要な場合もあります)ただし、加入している保険会社と動物病院が提携していない場合には、対応できないことが多いです。

もう一つは保険会社へ直接請求する場合です。一旦、治療費を全額自己負担で支払い、後日、保険会社に保険金を請求する形になります。この場合は全ての動物病院で対応しておりますが、事後での保険金請求の書類を記載して、支払われるまでに最大で1ヵ月程度かかる場合もあります。

 

・加入や更新時に年齢制限が設定されているかどうか

一般的に、新規でペット保険に加入するには年齢制限が設けられています。保険会社のメニューにもよりますが、老年期と呼ばれる10歳前後(8歳~12歳)が加入のボーダーラインのようです。ペットが高齢になって保険が必要となった場合に加入できなかったり、加入していたとしても年齢制限により、更新できないことがあったりしますので注意してください。

 

・保険切り替え時の注意点

今加入している保険より、他社で良い商品ができたから乗り換えを検討している場合には、過去の病歴・怪我の診断内容を確認して切り替えるようにしてください。
琥太郎も保険見直しを行いましたが、他社で加入はできるものの、パテラ手術を行っていることから、膝の疾患については保険対象外となると言われました。

 

 

 

❑ペット保険の加入の必要性

個人的には加入することを推奨します。幼少期は病気のリスクが低く、ある程度の年齢となってからでもと言う考え方はありますが、怪我は年齢関係なく起こってしまいます。

愛犬の犬種にもよりますが発症しやすい関節疾患どもあり、万が一に備えてどんな治療の選択肢でもできることが安心にも繋がります。また人間と同じ家族の一員に対して、ベストな治療があるにも関わらず費用の問題で治療内容を変えることはあってはならないと考えています。

愛犬が大きな病気や怪我などをしても、飼い主の負担を減らすと言うよりは、愛犬の負担を減らすことが最優先ではないでしょうか。

 

↓応援お願いいたします。

 にほんブログ村 犬ブログ マルプーへ
にほんブログ村

 にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村