写真提供:GLAM CANDY
◆ブラッシングの得られる効果とは
ブラッシングが苦手な愛犬は多いのではないでしょうか。kotaroも苦手です・・・。
ブラッシングが嫌いな愛犬の大半は嫌な想いや痛かった過去から嫌いになっているようです。だからと言ってブラッシングを怠ると抜け毛が落ちたり、毛玉が出来たりと言うだけでなく健康面でも影響が出てきます。ブラッシングは毛並みを整え見栄えを良くするだけでなく、散歩後の埃や花粉を取り除いたりノミ・ダニなどを取り除くことでの皮膚炎防止など、様々な効果を得ることが出来ます。また、ブラッシングにより無駄な毛を取り除くことで空気が通りやすくなり新陳代謝が上がり血行をよくするなど健康維持にも繋がったりで嬉しい効果がいっぱいです。
ブラッシングを行わいと愛犬に以下のような症状が出る場合があります。
①毛が絡まり毛玉が出来る(トリミングで追加費用発生)
②体調不良や皮膚炎に気付かず悪化させる恐れがある
③体をかきむしることで傷ができてしまう
毛足の長い愛犬は特に毛が絡みやすく、トリミングに行くから大丈夫と言って放置しておくと、トリミングで時間も掛かってしまい、ストレスになってしまいます。
◆ブラッシングの頻度
ブラッシングの頻度は、基本、1日1回実施することが望ましいです。但し、長時間実施しなくても大丈夫ですので、散歩後に軽くブラシを入れてあげるだけでも十分です。
毎日のブラッシングをただのルーティンと考えずに、愛犬とのスキンシップとして捉えるとよいでしょう。慣れてくるとより良い関係性を築くことができるでしょう。
ポイントとして、ダブルコートの愛犬は春と秋に抜け毛が多くなることから、1日の回数を増やすとよいでしょう。
◆ブラシの種類
ペットショップに行くとたくさんあるブラシ。どれを選べば良いか分からないですよね。代表的なブラシを紹介します。
〇スリッカーブラシ
細い針金が無数についているのが特徴のブラシ。kotaroは嫌いです・・・。
どの犬種にも使用可能ですが、毛の短い犬種は肌が傷つく可能性があり不向きです。
〇ラバーブラシ
シリコン素材で柔らかいのが特徴。毛の短い犬種にぴったりです。
〇コームブラシ
美容室に置いているような細長いクシ歯が一列に並んでいるブラシ。
毛の長い犬種向けで、長い毛を整えます。
〇ピンブラシ
スリッカーブラシより太めのピンがついているブラシ
スリッカーブラシと比較するとピン本数が少なく、ピン間隔が広くなってます。
<kotaro愛用ブラシ>
(スリッカーブラシ) キンペックススーパープロ スリッカーM
行きつけのトリミングサロンで購入。毛並みの仕上がりは最高!
(ソフトスリッカーブラシ)ドギーマン NHS 掃除機能付き
丸先加工しナイロンピンなので、愛犬も痛がらない仕様。
初めてのブラッシング練習に最適です♪ 大・小使い分けてます。
ドギーマン NHS 掃除機能付きソフトスリッカーブラシ M サイズ
(コームブラシ)岡野 ONS両目金櫛 小
最初コームブラシを購入してなく、途中で初めて使って感動。綺麗に仕上がります。
愛犬のサイズにあったものを購入しましょう。
(豚毛ブラシ)BYBO 豚毛スリッカーブラシ
ブラッシングの最後に、頭部以外の艶出しに利用してます。毛が艶々になりますよ♪
BYBO 高級猪毛ブラシ 豚毛スリッカーブラシ ソフトペット 長毛種,短毛種,犬,猫などに適用
(超お薦め)ブラッシングのおともに、グルーミングスプレー
毎日のブラッシング時に使用してますが、ベタつかずさらさら・フワフワの仕上がり。kotaroのアフロヘアもこれで整えてます♪
メイドオブオーガニクス フォー ドッグ (made of Organics for Dog) オーガニック グルーミングスプレー 125ml
ブラッシングの目的のひとつは、毛玉・縺れをとることです。コームやピンブラシで被毛の引っ掛かりがあれば、毛玉や縺れがある場所として特定できます。そこにスリッカーブラシを当てていきますが、一気に毛玉を取ろうとすると引っ張ってしまうこととなり、愛犬に不快を与えてしまいますので少しずつほぐすようにしましょう。中~長毛の犬種の場合、耳の後ろや前足の付け根(脇)あたりに毛玉ができやすいです。
先に紹介しました『グルーミングスプレー』は、ブラッシングの際に効果を高めるアイテムです。効果としては、ベタツキ感がなく汚れがつきにくく、毛玉を取りやすくして静電気を防止する効果があります。
〇顔・頭周辺
顔の毛並みに沿って目から遠ざけるようにスリッカーブラシを当てます。
マズル周辺はコームの方が使いやすいです。※ミニがあればベストです。
〇首・背中・脇腹・尻尾
四つ足で立たせた状態で、首から背中にかけてスリッカーブラシを当てます。
脇腹から尻尾にかけても同様に行ってください。
〇前・後ろ足
コームの細かいほうで毛並みに沿ってブラシを行い、ノミなどがいないことを確認。
その後、スリッカーブラシをあてるようにしてください。
〇胸・お腹
胸含め寝かせてのブラッシングが傷つけず安心です。お腹周りを剃っている愛犬は
ブラッシング不要なため、お座りで顎から胸にそってスリッカーブラシを当てます。
今回はブラッシングについて紹介しました。
kotaroも最初は、ブラシを体に触れさせてくれず噛んでばかりでしたが、ようやくブラシには慣れました。ただ前足にブラシを当てるときは逃げてしまいますので、その時は本当はよくありませんが歯磨きガムを与えながらブラッシングを行っています。スリッカーブラシは当て方によっては皮膚にあたり不快を与えてしまいますので、ソフトスリッカーブラシから練習すると良いでしょう。
愛犬の健康維持とコミュニケーションのひとつとして、清潔と可愛さを維持する目的として考えれば、毎日のブラッシングは苦痛にならないのではいでしょうか。
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