

写真提供:GLAM CANDY (左:ダイエット前 右:ダイエット後)
◆体重管理
kotaroは約2ヵ月の時に迎え入れ、その時の体重は約750ℊと軽くそこからぐんぐんと育ちました。両親が2.0kgと2.7kgと小さかったので、そこまで大きくならないかなと思っていましたが、ピークの体重が7.2kg・・・。完全に飼い主のカロリーコントロールが出来てなく太らせてしまい反省です。現在は体重が5.9kgとダイエットにも成功し、今の体重がベストと考えてます。今回はこれまで経験からの摂取カロリーに対する考え方について紹介します。
◆カロリー計算の大切さ
必要カロリー:生きていく中で必要な毎日のエネルギー量
摂取カロリー:実際に接種している毎日のエネルギー量
愛犬も人と同じで、接種カロリーが必要カロリーを超えてしまうと肥満に繋がります。よって愛犬の1日の必要カロリーを把握することで体重コントロールがし易くなります。
〇犬種や大きさによってカロリーは決めれない
犬種やサイズによって適正体重が公表されてますが、あくまで目安です。同じ犬種でも骨格や運動量も異なり、人と同じで太りやすい体質や太らない体質など個体差もあります。kotaroも1日の目安カロリーを聞き、そのエネルギー量となるよう計算して毎日与えてましたが、どんどん成長してしまいました(笑)
(kotaroスペック)3歳 去勢済み 体重5.9kg 必要カロリー:約345Kcal
(kotaro’sフード )270Kcal/100g 必要フード :127g/日
過去から同様程度のフード量を与えていましたが、どんなに運動しても減らず逆に増加していき、2歳の時には最大7.2Kgまで太ってしまいました・・・。
フードの量もある程度は減らしましたが、栄養バランスの観点から思い切ったフードの減量も出来ませんでした。去勢後は太りやすくなり易いものの、kotaroが元々太りやすい体質ではないかと感じました。
愛犬の摂取カロリーは、インターネットでも計算できるサイトがあります。でもあくまでも目安なので、情報としては参考値とし、掛かりつけの病院の先生に確認することをお薦めします。
〇おやつのカロリーについて
おやつも摂取カロリーに含めなければなりません。可愛い愛犬についつい見つめられると与えてしまい、また、しつけのご褒美のアイテムでも使いますので、初めから摂取カロリーに含め、フードの量を決めることが大切です。おやつは1日の必要カロリーの10%程度が目安だと言われてます。
ダイエット前のkotaro、明らかに丸々太っている・・・。
◆kotaroのダイエット成功例
kotaroのダイエットのきっかけは、膝蓋骨脱臼の手術からでした。術後、再発防止目的で思い切った食事量まで減らし、約10ヵ月で▲1.3kgの減量に成功。その時の摂取カロリーは以下です。
(kotaro’sフード )270Kcal/100g 給与量:60g/日(162Kcal/日)
おやつ:15Kcal程度 約180Kcal/日
術後、体重の変化(減量)に応じて、少しずつ給与量を増やして行きました。最近、給与量を73gとしてから、少し体重が増加したため、おやつの摂取カロリー含め、フードのベスト給与量が70g(189Kcal)であることが分かりました。太りやすい体質なので、おやつ含め200Kcal/日で体重コントロールを行っています。
結果として、公表されている指標の摂取カロリーと比較すると、145Kcalの差があります。自宅の体重計では正確な体重を測ることが出来ないため、通院時やトリミングサロンでの測定となり毎日測定が出来ないことから、適正カロリーかの確認に時間を要するので愛犬の体調をしっかり確認することが重要となります。kotaroは術後のダイエットで先生から1日の摂取カロリーが180Kcaで問題ないことの許可があったため、かなり思い切った給与量の設定とし痩せた後は徐々に増やして行きました。個体差や運動量(散歩時間)でも影響しますので過度な減量は行わず、病院の先生と相談しながら給与量を決めることをお勧めします。
<kotaro’sフード>
100gあたり270Kcalと低カロリー。色々試しましたがこれが一番好きなようです♪
療法食のため、購入前に掛かりつけの先生に相談することをお勧めします。
【療法食】 ロイヤルカナン ドッグフード 満腹感サポート 小型犬用 S 3kg
ロイヤルカナン 食事療法食 犬用 満腹感サポート S 小型犬用 ドライ 3kg
◆肥満のリスク
肥満は人と同じで愛犬も多くの病気を引き起こす原因となります。肥満が引き金となって発症する疾患は以下の通りです。
〇関節の病気
〇心臓の病気
〇呼吸器の病気
〇糖尿病
〇尿路結石・膵炎、その他内臓病
また、肥満の犬の寿命が適正体重の犬よりも寿命が短くなることが各論文でも発表されています。ぽっちゃりしている愛犬は触りごごちもよく可愛いですが、健康が一番ですので、適正な体重管理を行うことが重要です。
今回はkotaroの太った事例とダイエットの成功例を紹介しました。
愛犬とは出来るだけ長く一緒にいたい飼い主の気持ちと、愛犬の飼い主への想いは全く同じです。ついつい可愛さや、何かと理由付けておやつを与えがちですが愛犬のために時には厳しさも必要です。1日でも長く一緒にいるために、お互いの健康管理を心掛けましょう。
↓応援お願いいたします。