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愛犬を迎え入れるまで全く知りもしなかったフィラリア。飼い主は蚊に噛まれても痒いだけですが、愛犬の場合、様々な感染症を患ってしまいます。蚊に刺されないようにするのは難しいものの、様々な予防対策がありますのでご紹介します。
❑フィラリアについて
愛犬を迎え入れてからワクチンプログラムから始まり、様々な予防対策が必要となり、その中の一つとしてフィラリア予防があります。フィラリアとは蚊に刺されることによって媒介される感染症の一つで、犬の体内に入り心臓の機能障害を引き起こす感染症です。
ワクチンや狂犬病の予防接種は年に1回で比較的覚えてますが、フィラリア予防は季節的なこともあり、忘れないようにすることがとても重要です。
私も琥太郎を迎え入れるまで狂犬病の予防接種が必要なことは知ってましたが、混合ワクチンとかフィラリアは全く無知でした。
❑フィラリア感染症の症状(進行したとき)
フィラリアに感染した時は、以下のような症状が出ます。
・元気がない、食欲がない
・お腹が膨らんできた(腹水がたまる)
・咳がでる、呼吸が苦しそう(慢性的に)
・尿が赤くなる
このような症状の時は、すぐに病院で診察を受けるようにしてください。症状が進行すると最悪の場合、死に至る場合もあります。
❑フィラリアの診断方法
大きく分けて2つの方法があります。
①血液検査によるミクロフィラリアの確認
②成虫が排泄したタンパク(抗原)の確認
フィラリアの成虫は心臓・肺の血管に寄生しているので、目で見つけることができません。また上記の方法で寄生が確認されれば、更にレントゲン撮影、超音波検査や心電図にて寄生部位の損傷具合の確認を行います。
❑フィラリアの予防時期
一般的には5月~12月までとされてます。
フィラリアは蚊の媒介によって感染する感染症のため、蚊の吸血活動期間に予防する必要があります。蚊は気温15℃以上で吸血活動を行いますので、琥太郎は先生の推奨で気温が15℃以上となる4月から12月まで予防を行ってます。また予防の投与薬を飲み始める前に、感染していないかの血液検査を実施する必要があります。
琥太郎は、毎年の健康診断とフィラリアの薬を投与する4月に、血液検査にてフィラリアに感染していないか確認していますよ。
感染に気付かず予防薬を投与した場合には、血管内のミクロフィラリアが予防薬によって死滅します。その結果、急激な異物が血管内に産生されるため、体内で急激なアレルギー反応を起こす危険があります。
これからの季節の虫よけ対策
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スプレータイプのものは、愛犬が舐めても大丈夫なようにオーガニックのものがお薦めですよ。
❑予防・投与方法
①フィラリア予防注射
毎月の投与忘れがなく、効果は1年間とされてます。以前は副作用もありましたが、現在は安全性も高くなり効果も長くなりました。毎月病院に行けない方などにはお薦めです。予防注射の効果は1年と、年中予防できることになります。
②予防薬投与
一般的な予防方法で、予防期間中は毎月投与することになります。琥太郎は『ネクスガードスペクトラ』でノミ・マダニ予防も一緒に行っており、この薬は大好きで吐き出さず美味しく食べてます(笑)
また、毎月病院に行くことで先生に診てもらえる安心感もあります。おやつ感覚で与えてしまいがちですが、投与後は念のため、留守番をさせたりせず様子を見ておくようにしてくださいね。最近では投与薬をネット販売で購入可能ですが、体重によって投与量が異なりますので、先生に相談した上で購入しましょう。
一度感染すると対処が難しく、投与薬によって死滅したフィラリアが肺の血管につまり返って悪化することもあります。また、急性の悪化症例の場合にはフィラリアを取り除く緊急手術を行わないといけません。このように愛犬の年齢・体力により対処を変えていかないといけなくなり、手術できない場合は、投与によって寄生フィラリア数の減少を期待するしかなく、病気としてよくなることはなかなかありません。
最善の対策は『寄生させないこと』です。
これから気候がよくなる季節、しっかり・忘れず予防を行って、我が子との最高の思い出を残してください♪
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