コタブログ

初めての愛犬・琥太郎との生活ブログです。

~飼い主の資格~

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◆犬を飼うこと

前にも書きましたが、犬を飼うということで様々な制限が伴ってきます。飼う前は『可愛い』『癒される』やTVで見るような楽しい世界が待っていると迎え入れ、その気持ち以上に手間が掛かったり、自由だった時間がなくなったり、予想以上に支出が増えたりや、最近よく目にするコロナウィルス感染拡大により在宅が増え、癒されると思って迎え入れたが、想像と違って飼育放棄する人が多いとのニュースもありました。

 

 

 

私もkotaroを迎え入れた時、可愛く楽しいことが多かったが、やはり一番大変だったのがしつけで、相当悩んだ時もありました。心が折れそうにもなりましたが家族だからしっかり向き合い、しつけの方法を調べたり、ドッグスクールに通わせたり色々と工夫してみました。

 

そこで分かったことは

犬へ学習させるのではなく、人間が勉強すること』

 

トイレを失敗する、吠える、噛むなど、当然、叱ることは必要ですが、どうやれば失敗しないのかをしっかり考える必要があります。

犬は楽しいことを学び・学習する動物であることから、この行動は飼い主に褒められて良いこと(おやつが貰えるなど)があるとしつけていけば、時間が経てばしっかり覚えてくれるようになります。

 

犬の行動や犬の問題行動も個性と捉え、今でもイラっとすることもありますが、それ以上の存在になりました。飼い主がいないと生きられないことを忘れず、飼う前には、安易な考えでは迎え入れず、しっかり考え、覚悟を持って迎え入れてほしいと思います。

飼育放棄され、悲しい犬生となる動物が増えないためにも・・・。

 

 

◆犬に関わる法律

犬を迎え入れてからは、飼い主には様々な責任が伴うこととなります。

飼い主の責務として、次のことを守るように努めるものとなってます。

 

 

動物の愛護及び管理に関する法律

 

基本原則:動物を「命あるもの」と認識し、みだりに殺し、傷つけ、苦しめないこと。

 

健康等の確保:動物の種類、習性等に応じて適正に飼育保護し、動物の健康及び安全を確保すること。

 

危害や迷惑等の防止:動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、生活環境の保全上の支障を生じさせ。又は人に迷惑を及ぼすことのないようにすること。

 

逸走防止:動物の逸走を防止するために必要な措置を講じること。

 

終生飼養動物がその命を終えるまで適切に飼養すること。

 

共通感染予防:動物に起因する感染症について正しい知識を持ち、予防に必要な注意を払うこと。

 

繁殖制限:みだりな繁殖により適正飼養が困難にならないように、必要に応じて不妊去勢手術等を行うこと。

 

所有者の明示:動物の所有者を明らかにするため、マイクロチップ等による個体識別措置をすること。

 

罰則:愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者、虐待を行った者や、遺棄した者には罰則がある。

 

 

狂犬病予防法)

 

登録:生後91日以上の犬を飼い始めたら、30日以内に犬の登録をし、犬の鑑札の交付を受けること。

 

予防接種:生後91日以上の犬には、毎年1回、狂犬病の予防注射を受けさせ、注射済票の交付を受けること。

 

装着:鑑札と注射済票は、必ず犬に着けておくこと。

 

届け:犬が死亡したときや犬の所在地、所有者の住所などの登録内容を変更したときは、30日以内に届出をだすこと。

 

 

簡単に飼い主に係る法律等を記載しましたが、どれも当たり前のことです。

犬を迎え入れた時から、命を預かること含めて様々な責任が伴うこととなり、知らないでは済まされないということです。 

 

 

 

とある雑誌の他の飼い主を見て「犬を飼う資格ナシと思ったことがある」というアンケートで飼い主400人中の約70%の割合で、あると回答していました。

 

主な回答として

・犬の健康状態がよくないのに治療していない。

・予防接種やワクチンをしてない

・散歩しない、散歩中にスマホしか見ていない

・清潔でない、太らせすぎ

・犬を飼う環境が悪い(室外飼育等)

 

などなど。

 

飼い主の資格とは、上記のように飼い主(人)のマナーや行動も当然ですが、それらを踏まえ、責任を持って最期まで飼う覚悟ではないでしょうか。今一度、自分の行動など確認してみてください。

 

 

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