◆子犬を迎え入れる前に読んでほしい犬の十戒
犬を飼っている人なら知っている人、聞いたことある人もいるかと思いますが、作者不詳のまま世界に広まっている英文の詩で、日本語で犬の十戒として知られています。
しかし実際には原典があり、ノルウェーのブリーダーが犬の買い手に渡している犬からご主人への11のお願いが元となっているようです。
・私の一生はだいたい10年から15年です。あなたと離れることが一番つらいことです。
どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいてほしいのです。
・あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しいのです。
・私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから。
・私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。あなたには他にやる
事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。
でも私にはあなたしかいないのです。
・時々話しかけて欲しい。
言葉は分からなくても、あなたの心は十分私に届いています。
・あなたがどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません。
・私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。
私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、
あなたを傷つけないと決めているのです。
・私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、
私が何かで苦しんでいないか気づいて下さい。もしかしたら、食事に問題があるかも
しれないし、長い間日に照らされているかもしれない。
それとも、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれません。
・私が年を取っても、私の世話はして下さい。
あなたもまた同じように年を取るのですから。
・最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。
このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「居たたまれな
い。」などと。あなたが側にいてくれるから最後の日も安らかに逝けるのですから。
忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、在宅ワークや自宅で過ごす時間が増えたことでペットを飼う人が増え、一方で経済事情等により手放すケースも相次いでいるとのニュースを見ました。
私もkotaroを迎え入れてから約3年、初めて犬を飼うことを決めた時は、可愛い・楽しいことばかり想像していましたが、実際には経済的負担は増え、時間的な制限ができることも事実です。でも今では、kotaroとの生活が楽しくて毎日が充実していて迎え入れてよかったと感じています。
これから犬を飼おうとしている人や検討している人には、『犬を飼う前の心構え』として是非読んでもらいたいと思います。また、既に飼っている人はもう一度メッセージを読み返して、犬との暮らしをより楽しく充実したものになるよう役立て頂ければと思います。
犬の十戒を読んで何も感じなかった方は、もう少しじっくり考えて飼うことを決めるほうが本人のため、犬のためでもあると個人的にそう感じました。
迎え入れる犬はペットではなく『家族』です。