◆犬の社会化について
犬の社会化とは、人間社会・犬社会に対して、自ら学習して身に着ける社会性のことを言い、時期については個体差があるものの、生後4週目~13週目(1ヵ月~3ヵ月)とされており、犬の社会化として一番大切な時期としては、生後3~4ヵ月までと言われいます。
ペットショップで琥太郎を受け入れた時、店員さんから3回目のワクチン終わるまで、『免疫がないので散歩は控え、他の人や他の犬の接触には注意してください。』と言われ、これを完璧に守った私のミスでして、店員さんが悪い訳ではなく捉え方の問題。
(解釈の違い)
散歩は控える=家から出さない、散歩しても抱っこして誰とも合わせない
他の犬=ワクチンが終わっている安全な犬含め、全ての犬
他の人=家族以外の人全て(動物病院の先生除く)
琥太郎の社会化出遅れの原因でした(過保護すぎた・・・。)
ペットショップで販売されている子犬は、だいたい生後2ヵ月前後が多く、1回目のワクチンが終わっているタイミング、琥太郎も生後2ヵ月で迎え入れました。
(一般的な混合ワクチンプログラム)
・1回目 生後6~8週齢
・2回目 生後12週齢(前回から3週間後)
・3回目 生後16週齢(前回から3週間後)
・狂犬病 生後91日以上の犬は1年に1回義務付け(最終の混合ワクチンから4週目)
・2歳以降 毎年1回追加接種
社会化開始を16週まで待ってしまうと、警戒心や不安を感じやすくなり、うまく社会化が出来なかった犬は、特定のものや人に恐怖を抱くようになり、将来、様々な問題行動を起こす場合があります・・・。
上記を見ると、ワクチンプログラムと重要な社会化のタイミングが重なっており、大切に想う気持ちからkotaroを鉄壁ガードしていたことが問題でした。
また、迎え入れて約1ヵ月後の時(生後3ヵ月の時)、大きな地震を経験したこともあり、恐怖心から臆病になってしまったとも推測しています。
犬の社会化時期は、一番病気になり易い時期であり、ワクチンが終わっていても感染する可能性があるので、抱きかかえての散歩や、ワクチンが終わっている安全な犬と接触して慣れてもらうことが重要であると後に知りました。
今の琥太郎と言うと、ペットシッターに預かって頂いたり、体験型(単発)のしつけ教室に参加(人間も犬の勉強)したり、幼稚園に通ったりで、苦労はしたものの、少しづつ改善出来ています。
私と一緒に散歩へ行くと、他の散歩している犬と遭遇すると吠えるが、ペットシッターさんだけで行くと、お利口に吠えずに他の愛犬とも問題なく接しているようです。
飼い主と似て、外面だけは良いみたいです(笑)
まだまだ社会化しきれていないこともありますが、他人(犬)に迷惑かけず健康で長生きしてくれればそれでいいとも思ってます。